地味な積み重ねを肯定する「小さな工夫リスト」
ぼくには、自分が地味な一歩ばかりふみだしているように思えるときがある。
多くの人にとって、毎日は少しずつしか変化していかないだろう。
そこで取り組んできた小さな工夫を、ちゃんと取り出してやる必要がある。
自己肯定のためでもあるし、自分が成長するための仕掛けづくりとしての意味もある。
小さな工夫を羅列してみる
- 職場のデスクトップ背景を明るい画像に変えた
- 昼休みに、ひとりになる時間を設けた
- 電話応対をしているとき、自分の状態に意識を向けるようにした(たいてい無駄に緊張している)
こんなものでいい。一つ一つはつまらないものだけど、最終的になんらかの形を成す。それは成果かもしれないし、自信かもしれない。
小さな工夫とその成果
今の職場では電話応対をする機会が多い。正直だいぶ苦手な分野だが、当初と比べればだいぶマシになってきた。
- わからないときに適当に受け答えせず、上司に確認する
- 電話をかける際には「名乗り方」のメモを用意しておく(それを音読するだけでいい状況を作る)
- 相手の所属、用件、今後のアクションなどをしつこいくらいに確認するようにした
電話応対だけでいうと、積み重ねてきた工夫はこのぐらいある。
すごく当たり前のようだけど、とても大切なこと。
「このぐらいできて当たり前」という思考があるのなら、「このぐらい出来るようになった、よかった」という視点も同時に持ちたい。
息をするようにネガティブ思考を始めがちなぼくにとって、道理に合わない思考を戒めるのは、生きるための必須科目だ。
だから「これぐらいできるようになった」ということをちゃんと意識するべきで、そのために可視化することが大切。
「電話応対で致命的なミスをしなくなった」という成長にもちゃんと意識して光をあててやらなければいけない。