正直に工夫を積み重ねるための仕組みづくり

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本音ベースで考えないと意味がない

 自分にとっての本音で語らなければ、自分は変えられない。
 ある成功者が語るのは、所詮その人にとって当然の帰結であるにすぎない。
 ただ盲目になって自分の人生をそこに懸けてしまうには、生きるのは面倒くさすぎる。

 ここでいう本音とは、ただ現実の域を出ないような、それ単体では下らないものが多い。
 ゆえに本音ベースで考えることは下らないことがたくさんある。
 普通の人が抱えるどこにでもある悩みが多く出てくるだろう。
 しかし、それは意味のないことでもつまらないことでもなく、必要なことだ。

小さな工夫を積み重ねることの難しさ

 もどかしいのは、こうした必要な積み重ねは公開しにくいことだ。
 それ単体では、おそらくほとんど価値はないだろう。
 人にわざわざ告げるほどの意味がある成果というのは、めざましいものに限る。
 ゆえに小さな工夫というのは必然的に孤独な戦いになる。

 もし小さな工夫を紹介するとしたら、それはめざましい成果を出した後に「努力の軌跡」としてとりあげるぐらいではなかろうか。

ストックしつづけるための工夫

 公開できないことの最大のデメリットは、達成感を感じにくい点だ。
 そこで、小さな工夫を地道に積み重ねていくことを支援する仕組みが重要になる。
 小さな工夫を積み重ねるうえで最適なツールは何か、まだ試行錯誤している段階ではあるが、
 必要な条件について考えてみた。

  1. 時系列で表示可能であること
  2. 新しい工夫をすぐに入力できる仕組み
  3. ストックの総量が視覚的にわかりやすい
  4. ジャンルなどの情報を付加できる
1. 時系列で表示可能であること

 「ストックできている感覚」にとって重要だ。ふと「気づけばずいぶんと長い間、小さな工夫を積み重ねてきたな」と実感できれば続けられる。

2. 新しい工夫をすぐに入力できる仕組み

 たとえばTwitterだ。Twitterを開き、画面を下に下にスクロールしなければツイート内容を入力する画面があらわれないとしたら、不便でしょうがない。

3. ストックの総量が視覚的にわかりやすい

 所詮「小さな工夫」だけでは成果が出ているかどうかが認識しにくく、続けにくいところに対する予防策である。なんならExcelの棒グラフでも十分だ。
 例えばTodoistというタスク管理アプリでは、一定以上のタスクをこなすとお祝いのメッセージが表示される。

4. ジャンルなどの情報を付加できる

 たとえばScrapboxという(Web)アプリだ。たくさんのノートにタグ付けができ、タグごとにどんなノートがあるのかを確認しやすい。