学んだことがすぐアウトプット出来るわけじゃない
ブログを書き続けるぞ!と決意して一週間ほど。早くも翳りが見えてきたが、その原因について考察してみた。
日々の学びがすなわちインプット、ではない
当初の予定では、社会人として日々学んだことを記事にすればええやん!楽勝だわーぐらいに考えていたものだが、
仕事を通しての学びが、毎回、別の記事として存在しうるかというと、そうとは言えない。
今、Rubyを使った業務についているが、日々の学びは、昨日の学びのほんの少し先のものでしかなかったり、職場の中でのみ通用するルール(書類の書き方とか)であったり、人間関係としての学びであったりする。
そういった学びが、ある程度の蓄積を経て一定量に達すると、それは文章として存在しうる。
例えば、テストコードの書き方、タスク管理の手法、職場での振る舞い方、いろんな側面で学びが書けるだろう。
継続的なアウトプットをしている人が、口をそろえて言っているのは、アウトプットのための学びが重要だということだ。
もし、普通に過ごす中で得られる学びだけで記事を書こうとしたら、今の自分のような薄っぺらい記事しか書けないだろう。
無理やり続けると見えてくるもの
僕は、自分の考え方を売り出したいな、という考えがなんとなくあった。
でも、そんなこと言ってもどうせ続かないやろな・・・とか、所詮自分の考え方なんてありふれてるやろな・・・といった言い訳もあった。
だが、記事を書くことを前提にして、さて何を書こうかと考えてみると、考え方とか、感じたことを掘り下げるような記事を書きたくなるのだ。
無理やり続けると、その行為がやがて、自分の言い訳を外してくれる。勝手に、自分の中の自然なもの、自発的なものが出てくる。
特にアウトプットの類は、何より自分の内面をさらけ出してくれる便利ツールなのではないかなと思う。
そう考えたら楽しいものよな。最初は、アウトプットすることの強いメリットなんて実感できないまま、なんか効果があるらしい、なんかエンジニアとしてやっておいたほうが良いらしい、という、テキトーな動機で始めてみたのだが。
結局、人の求める自由や幸福っていうのは、何より自分のことをよくわかっていなければ実現できないもので、そう考えると、ブログっていうのはお得な習慣だな、と思うのだ。
おわりに
最近同じことばっかり思ってるような気もするな。進歩がない。そんな自分は嫌。
しかし、目立った成果が短期間でメキメキ出てくるほど、人間は簡単な生き物じゃないと思っているので、焦らず習慣づけることを今の目標にしている。
数か月後には別の目標を持ちたいね。惰性で続けるだけだと、どうせ得られるものも少なくなってきて、結局やめてしまうだろうし。
因みに、数か月後には別の目標を、というのも、この前紹介したライフハック大全からパクってきたもの。これはいいよ、ホント。
いろんな人が言ってるけど、本って買い得なんだよな。自分よりも時間を使って実行してきた人が、それを言葉に出来るぐらい実行した上で、頑張って言語化してくれてるんだから。
ほんじゃ!ノシ
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